オンライン勉強会に参加しました
こんにちは。
ケイロウ霧島ステーションの島廻です。
今週の中日頃は真冬の寒さで鹿児島県でも雪が積もりましたね。風邪をひかないように暖かくし、免疫力を高めましょう。
先日ケイロウの免疫力向上における鍼灸温按法についての勉強会に参加しました。
免疫力には自然免疫と獲得免疫があります。
自然免疫とは体内に侵入してきた病原体や異常になった自己の細胞を一早く完治し、それを排除する仕組みです。生体防御の最前線に位置している仕組みともいえます。自然免疫は好中球やマクロファージなどといった食細胞です。
獲得免疫とは感染した病原体を特異的に見分け、それを記憶する事で同じ病原体に出会った時に効果的に病原体を排除できる仕組みです。自然免疫に比べると応答までにかかる時間は長く数日かかります。獲得免疫にはリンパ球やT細胞・NK細胞などがあります。
睡眠・食事・温活が免疫力アップのポイント
1、睡眠
午前２時〜午前４時の間寝ている事でメラトニンが多く文筆され生体リズム調節に重要な役割をはたしています。
2、食事
バランスの取れた食事をする事で腸内環境を整え免疫力を上げます。特に体を温める効果のある生姜などを食べると免疫力がアップします。
3、温活
体温が1度下がると免疫力が30%落ちると言われているので体温を上げることで免疫力が上がります。
お灸をすると免疫力が上がるツボ紹介
足三里」あしさんり「
膝の皿の外側にある窪みから指４本分下のところ。
内関」ナイカン
「手掌側で手を握った時に手首の中央に浮き出る腱と腱の間で肘に向かって人差し指から薬指の指３本分上がったところ。
合谷」ゴウコク「
手背側で親指と人差し指の骨が合わさる場所の前の谷間のところで人差し指側。
気海」キカイ「
身体の中心線上で臍から親指の幅１本半下に下がったところ。
関元」カンゲン「
身体の中心線上で臍から指４本分下に下がったところ。
三陰交」サンインコウ「
足の内踝から指４本分上に上がったところで脛の際に位置します。
足三里にお灸をすることで結核患者とHIV患者の免疫力が上がる事が検証されています。
マッサージで免疫力をあげる経絡
肺経→腋窩近くから親指手掌側にかけて。」腕は親指側を通る「
心経→腋窩の中央から小指の手掌側にかけて。」腕は小指側を通る「
胃経→身体の前面で乳頭線上を通り、太腿全面やや外側を通り前脛骨筋上を通る。
脾経→足の第一肢爪根部から内踝周囲を通り脛骨内側と太腿内側を通り下腹部腹部の臍から人差し指から薬指の幅２本分外側を通り中腋下線上の第6肋間にかけて。
これらの経絡を１５分程度摩ったり揉んだりすると免疫力が上がります。
ホット用のペットボトルに80度程度のお湯を入れてタオルなどで巻き上記のツボや経絡を温めるのもセルフケアとして効果があります。
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